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いのちの移し替え [ダイエット]

今日は、「森のイスキア」佐藤初女さんの話をしようかの。

青森県、岩木山麓にある「森のイスキア」には人生の方向を見失ったひと、心の支えを求めてくる人、いろいろな理由で苦しんでいる人たちがやってくる。 初女さんはそういう人たちを泊め、心をこめた料理でもてなし、生活を共にしている。映画「地球交響曲」(ガイアシンフォニー)第2番でも紹介され、書籍も多数出版されておるからご存知の方も多いじゃろう。


初女さんのおにぎり

初女さんの料理は、いのちへの慈しみとふしぎないやしの力にあふれておる。 その「おにぎり」を食べて、自殺を思いとどまった人もいるほどじゃ。

ダイエット中には、食べ物を「敵」であるかのように感じてしまう人もおるじゃろ。じゃがそれはまちがいじゃ。

初女さんは食材の中に「いのち」を見る。 そしてその「声」に耳を傾ける。初女さんの言葉をいくつか紹介しよう。

野菜の皮をむくときは、野菜が痛くないようにむきます。よく研いだ包丁で、薄く、鋭利な傷をつけないようにやさしくむいていくんです。

漬物は最初に重い石をのせ、夜中に「重いよ~重いよ~」と訴える声が聞こえたら、徐々に軽い石に変えていきます。

野菜をゆでると、その色が鮮やかに輝き、透き通る瞬間があります。野菜が自分のためのいのちから、与えるためのいのちへと変わる瞬間に、透明になって輝くのです。その瞬間に水にとって冷やします。


■ いのちの移し替え

初女さんはこの、野菜が透明に輝く瞬間を「いのちの移し替えのとき」という。

自分自身が生きるためのいのちから、他者を生かすいのちへと変わる瞬間。そのときそのからだは透明になって輝く。

さて「ダイエット道場」の読者諸君。
ダイエットを志す理由はいろいろあるじゃろう。 水着で恥ずかしくない体型になりたい。モテたい。カワイイ服を着たい。コレステロール値をさげにゃならん。一家の大黒柱としての自覚・・・。

じゃが、ここでもう一度、自分のいのちを支えているたべものに目を向けてほしい。

わしらは毎日、これらの食べ物から「命を移し替えて」もらっているのじゃ。肉や魚は言うに及ばず、米や野菜だって元はそれぞれのいのちを生きていたものじゃ。そのいのちをリレーのバトンのように受け取って、今日一日を生かされているということをけっして忘れてはならん。

自分の欲望のままに飲み食いし、あるいはちょっとをしたいがために、インスタント食品やスナック、ファーストフードに走り、その結果としてたまった脂肪を憎む。 そういう生き方は、自分に与えてもらったいのちを、あまりにも軽視しておらんか?


■ 食材をいつくしむということ


カボチャの煮物

さて、このわしも初女さんのやり方をまねて、カボチャの煮物を作ってみた。
初女さんはカボチャを切る時、大きさと形をそろえ、それを鍋の中でパズルのように隙間なくそろえて並べる。そして陶器のお皿で落し蓋をして、ぐらぐらあばれないようにしっとりと煮込み、火が通ったら少し休ませる。

その一つ一つの手順、所作に、カボチャに対するいたわりがあふれておる。

自分で一度やってみればわかるが、無造作に放り込んで適当な火加減で作ったものとは出来がぜんぜん違う。すごくやわらかく、よく味がしみているのに、カボチャのカドがピシッと立っていて、ほとんど煮崩れないんじゃよ。

よいかな? 日々自分を生かしている食材の声を聞くのじゃ。そしてそれらの食べ物をいたわりながら調理し、移し替えてもらったいのちを大切にいただく。そういう生き方をしていれば、見苦しく太ることなど決してできないはずじゃ。 初女さんの料理はいわば究極のダイエット、「食の極意」じゃよ。


2006-06-19 17:36  nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(2) 
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コメント 1

azuki

ヤフーの知恵袋からきました・・・
このいのちの移し替えの記事をよんで・・・なんだか涙が溢れそうになりました。 うまく言えないけどハートにズキューンと来た感じです。  気づかせていただきありがとうございます!って感じもプラスで! 引き続きダイエットがんばります!
by azuki (2009-11-24 20:47) 

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