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アミノ酸ダイエットのウソとホント

いっとき「アミノ酸」がダイエットに効果があるとやらで、「燃焼系○○」「アミノ酸○○」などとうたったサプリメントやスポーツドリンクが次々に発売されたことがあったのぅ。なぜかどのメーカーのボトルのデザインもそっくりで笑ってしまったが。それが今年はさっぱり見かけんが、アミノ酸ダイエットのブームはもう終わりか?

一方、大△製薬は「痩せる」とはうたわず、体力を高めるというイメージでアミノ酸飲料の広告戦略をとっておるようじゃの。

はて。 アミノ酸を摂取するとダイエット効果があるんじゃろうか?
ちょっとアミノ酸の神秘に(というと大げさじゃが)迫ってみよう。

初めに言っておく。 「アミノ酸を摂取すると痩せる」というのはウソじゃ。

アミノ酸のカロリーはゼロではない。まして、もともと「まず~い」アミノ酸の口当たりを良くするために糖分などを加えたドリンクなどを飲めば、摂取カロリーという点では間食と同じじゃ。 太る事はあっても痩せる事はない。

ではなぜアミノ酸がダイエットに効果があるといわれるようになったか? それを知るためのヒントは、「アミノ酸《桶》理論」にある。

ご存知のとおりアミノ酸はたんぱく質の原料じゃ。 ヒトの体を構成しているアミノ酸は20種類もあり、その順番と組み合わせによっていろいろなたんぱく質がつくられるのじゃ。

そこでこの図じゃ。

落ちゲーじゃないぞよ。 いろいろな形のブロック(アミノ酸)を設計図通りに組み立てて、壁(カラダ)をつくっていると思ってほしい。

なにか一つ部品が足りなくなった時点で、もう壁を作っていく事はできないじゃろ。

人間のカラダはレンガやコンクリートではないから、常に新陳代謝しておる。
また、ホルモンや神経伝達物質、免疫などもアミノ酸を原料にしておるから、アミノ酸を常に補給して、たんぱく質をつくり続けなければヒトは生きていけない。

摂取するアミノ酸のバランスが悪ければ、その中で一番少ないアミノ酸の量によってヒトの生きるチカラは決まってしまう。

桶のまわりの板が一枚でも短いと、汲める水の量はその高さで決まってしまうことに喩えてこれを「アミノ酸《桶》理論」という。


図: 味の素ホームページより引用

ではバランスの悪い食事のままで、必要なアミノ酸を全部そろえるにはどうすればよいか。

それには無駄を覚悟でたくさん食べるのが一番手っ取り早い。つまり、一番少ないアミノ酸が足りるまで、ヒトは食事を食べ続ける欲求から逃げる事ができないのじゃ。

そこで大問題になるのが、余った方のアミノ酸じゃ。 これが太る原因なのじゃよ。

自然界の動物は、必要なアミノ酸を得るためにいろいろな進化をしておる。

<草食動物>
牛は胃が4つもあって反芻する。 ウサギは巨大な盲腸をもつ。これら草食動物は体内にバクテリアを大量に飼っていて、そいつらに植物を分解させてアミノ酸を得ておるのじゃ。

<肉食動物>
動物性たんぱくを食べることで、食物から直接アミノ酸を得ておる

<穀物食動物>
ネズミなどはアミノ酸のバランスの悪い穀物しか食べない。 その代わり、大量に食い、非常に激しい運動をする。 つまり、無駄を覚悟で大量に取り、余ったカロリーはみんな燃焼させてしまうんじゃ。

人間は考える動物じゃから、自分で選ぶ事ができる。

じゃが腸内にアミノ酸を作るバクテリアを飼うとか、食後に反芻するとかはちょいとムリじゃから、

A. バランスのよい食事をし、無駄なカロリーを摂らない (ライオン型)
B. 欲するまま食べて、無駄になったアミノ酸は運動で燃焼させる (ネズミ型)
C. 欲するまま食べて、運動もせず、内臓脂肪にためこむ・・・そして医療費を払う。 (現代人型)


のどれかじゃ。自分のライフスタイルに合わせて決めてほしい。

無駄なカロリーを摂らない「A」のパターンを狙うなら、足りないアミノ酸をスポットで補うのに、アミノ酸サプリを摂る事は有効と言える。

じゃが、自分の食生活で何が不足しているかも知らないで、やみくもにアミノ酸だけをとっても太るだけじゃよ。












2006-05-16 15:35  nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(12) 
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